腹帯（はらおび、ふくたい）とは、妊婦さんのお腹に巻く帯のことです。
日本では、犬の子だくさんと安産にあやかり、妊娠5ヶ月目の戌（いぬ）の日に安産祈願のお参りをして、新しい腹帯を巻いてお祝いするという風習があります。
腹帯を巻くのは日本特有の風習であり、外国には存在しません。

妊婦さんのご健康、生まれてくる赤ちゃんの健やかな成長を願って当寺でご祈願の腹帯を巻いてください。

干支（えと）は、年だけでなく日ごとにも割り当てられています。
戌の日（いぬのひ）は12日に一度巡ってくる「十二支の戌（いぬ）」にあたる日です。

安定期に入ったとはいえ、戌の日に体調がすぐれないこともあるものです。
なかなか戌の日に都合がつかないという方も最近では多くいらっしゃいますので、戌の日以外でもお祝い・ご祈願をされることも多くございます。
近年、皆さまがよくご利用になる「妊婦帯」をお届けいただければ、安産祈願をしてお渡しすることもできます。
戌の日にこだわらず、お参りは体調と相談してお越しください。